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#イベントレポート

エンタメ系CVCが京都に集結!日本のエンタメコンテンツについて語るカジュアルミートアップを開催

2024.08.01

イベントレポート9

「IVS2024/IVS Crypto2024 KYOTO」公認サイドイベント
~エンタメ系CVCカジュアルミートアップ in KYOTO~

エンタメ業界を代表する企業のCVC部門担当者をお招きし、各社の投資戦略や協業におけるシナジー効果、日本のエンタメコンテンツが持つ強みや課題について語るトークセッション&交流会「エンタメ系CVCカジュアルミートアップ in KYOTO」を開催しました。本イベントは、日本最大級のスタートアップカンファレンス「IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO」の公認サイドイベントとして実施され、「IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO」の参加者やコンテンツ業界に興味のある多くの方々にご来場いただきました。

トークセッション

松竹ベンチャーズ株式会社 井上貴弘氏、セガサミーホールディングス株式会社 清宮俊久氏、株式会社フジテレビジョン 清水俊宏氏、株式会社バンダイナムコエンターテインメント 池田準氏が登壇。モデレーターを務めたエンタメ社会学者・中山淳雄氏の進行のもと、各社の投資戦略や協業におけるシナジーについて意見を交わしながら今後のエンタメコンテンツの展望についても掘り下げていきました。

最初に各登壇者から自己紹介と投資・協業実績の紹介がありました。
・松竹ベンチャーズ株式会社 井上貴弘氏

・セガサミーホールディングス株式会社 清宮俊久氏

・株式会社フジテレビジョン 清水俊宏氏

・株式会社バンダイナムコエンターテインメント 池田準氏

自己紹介の後は、各社のCVC部門設立の経緯や、シナジーの重要性についての考え方、シナジーを得るために実践している取り組みや大切にしているポイントなどについて、それぞれの視点で紹介されました。

最後に、中山氏より、京都が人口に占める学生の割合が日本一の都市である一方、クリエイティブ産業の拠点は東京圏に多い現状や、アニメ・ゲーム産業を中心とした京都への支社展開の動向をグラフや資料で解説した後、京都に対する期待について意見交換を実施。
「(ボストンでの産官学連携が成功を収めている事例を踏まえ)これだけ多くの学生が集い、研究施設も充実している京都で、産官学が連携することで、さらにこの環境を活かせるのではないかと思っています。」(清宮氏)
「関西の企業とのやり取りを見ていても、新しいことに挑戦しようとする土壌や文化を感じており、京都で何か一緒に組めればと思っています。」(清水氏)
「イベントやセミナーでの出会いをきっかけに、京都に拠点を検討した事例もあります。イベントやセミナーが新しい取り組みへとつながるきっかけになるのも良いのでは」(中山氏)
などの意見が交わされました。
トークはまだまだ続きそうでしたが、時間となり、ここでトークセッションを終了しました。

交流会


トークセッションに続き開催した交流会では、会場内がさらに活気に満ちました。短い時間ではありましたが、飲み物を片手に和やかな雰囲気の中で歓談を楽しんでいただきました。

本イベントは終始カジュアルな雰囲気で実施。トークセッションでは時折笑いが起こる場面もありながらエンタメ企業の投資や協業に関する最新の動向を学び、交流会では参加者同士やスピーカーとの活発な交流が行われ、新たな人脈作りや情報交換の機会を提供する場となりました。